おはようございます。毎朝の朝ドラ終わり→鈴木さんの顔、に、ちむどんどんしている深天舎です。これがあるからウィークデーの朝が楽しみになってしまった・・・。それだけでも独立して良かった・・・(いや、会社に行け)。

 先日、何かのテレビ番組で固形石鹸のことを固形シャンプーと呼んでいたのを見て、ああ、これも言い換えのマジックと思いながらも、ついつい見入ってしまいました。

 固形シャンプー(石鹸)はプラスティックの容器を使わないので、使い切ってもゴミが出ない。だからとても経済的であり、SDGsにもすごく効果的。というような内容だったのですが、妙に説得力があるじゃないですか。

 実際には紙などで包装されているので、あくまでも液体のシャンプー類に「比べれば」経済的でSDGsにも良いという比較論なのですが、紙包装も自然素材ですし確かに主張は間違っていないな。こういうPRはステキだなと感じました。

 以前に、経済活動はサービスとモノが動くことだと書きました(該当記事はコチラ)。それは詰まるところ「消費」です。経済活動のエンドユーザーが「消費者」と呼ばれる所以ですが、「消費」は費やして消すわけではない。質量保存の法則から行くと、モノを買って消費したあと、その消費された以外の物体が排出されます。
 つまり飲食物なら排泄物もそのひとつであり、包装紙などのパッケージであり、クルマなら排気ガスや交換された古タイヤ、時にはクルマそのものが排出物扱いです。モノを消費するあらゆる経済活動には排出されるものがあります。

 この排出物をどげんかしようというのが昔からの課題であり、一昔前まではエコロジー、エコロジカルという表現がよく使われていました。エコバッグ・・・覚えていますか? いまはマイバッグと言い換えられている場合が多いですね。

 詳しい方々はあまり大きな声では言いませんが、SDGsの本質は「人に優しく、地球に優しく」です。その基準さえ持って考えていけば、あらゆることがSDGsに沿って展開できるのです。

 ですから、SDGsと経済活動は決して対角線上にあるものではない。むしろ相性の良い部分もたくさんあります。
 結果として自社の利益がアップする、という事例もきっとあるでしょう。

 だから問題は、一部の国だけではなく、地球上の大多数の人たちがSDGs(=人に優しく、地球に優しく)を意識できるかどうか、というところなのですね。

 想像できますか。地球上の多くの国々で、人に優しく、地球に優しく。
 ステキな感じがしますね。

 仕事をしていて、迷うこともいろいろあると思います。
 簡単に考えましょう。「人に優しく、地球に優しく」であれば良いのです。

 ただ、たまにある話ですが、あまりに自分に都合の良い形での「人に優しく、地球に優しく」は、よろしいとは言えませんね。
「他者から見ても何となくそれっぽい」程度で構わないのです。ぜひSDGsに取り組んでみてください。
 迷ったときは深天舎まで(もはや定番)=お問い合わせフォーム

 今日も頑張ってまいりましょう(ひー、企画書)。


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です