おはようございます。
 先週末の土曜日(10月15日)まで全く意識していなかった「沖縄そばの日」を前に、本当にたまたま、偶然、なにも考えないままに「沖縄そばの新しいマイフェイバリットな店」を開拓してしまった深天舎・平良です。

 ブログのネタはいつも(仕事の次に)考えていますが、沖縄そばの日は視界の外にありました。だから、本当にたまたまなんですよ。また訪れたくなるほど美味しいと思える沖縄そば(の店)に出会えたのは。

 で、これはご縁があると思って今さら触れてみる「沖縄そば」でございます。

 日本国には「そばと名前を付けられる食べ物には蕎麦(そば)粉が30%以上入っていること。」という法律がありまして(公正競争取引規約と言います)、蕎麦粉ゼロ%(笑)にも関わらず戦前から志那そば、すば、そばなどと呼ばれていた沖縄そばは、日本国復帰後に「そばと名乗ることをやめてください」と指摘されてしまいます。
 しかし当時の業界関係者の方々のご尽力により、地域の特産品・名産品のひとつとして指定を受け「本場沖縄そば」の商標登録が認められ、晴れて沖縄そばとして「そば名乗り」が再び認められましたよ、それが10月17日ですよ、ということで「沖縄そばの日」となったわけです。

 沖縄そばと言えばその昔、思い切り振った七味唐辛子の中ブタが外れて、七味唐辛子がガボンと落ちて真っ赤に(というか赤黒く)染まった沖縄そばに、「七味はこのくらいのほうが美味いんだよ」と滝のような汗をかきながら間食したお友達(ケンゾー君)の表情が懐かしい「花笠食堂」を思い出します。お友達のおかげさまでそのときの沖縄そばの味は憶えていないので、ひどく感覚の空いた人生二度目まして(始めましての次ですね)の訪問をしようかと検索かけましたが、、、WEBの画面上では思い出とは違う雰囲気になっている感じだったので、、、まあ、一度は話のネタに訪ねてみるかもしれません。笑

 「沖縄そば」を名乗るには12条の定義があるそうで、その定義12条を完全に守っているお店がどれくらいあるのかは知りませんが(特に守れそうにないのは”手打ち”であることですが、手打ち”ふう”でもいいようです。苦笑)、美味しい沖縄そば(&宮古そば&八重山そば)の名店は数知れずありますし、コロナ禍を耐え抜いてまた活況になりつつあるのは喜ばしいことです。

 2020年の夏頃だったと記憶しますが、何かのメディアに書かせて頂いた記事のなかに「コロナ禍でも強く耐えている業種」として沖縄の一般的な食堂(沖縄そばに限らず定食などもたくさんある食堂)を挙げました。
 そのときは「地元客メインかつ日常のランチタイムに利用されるお店」を基準として持っていました。実際に県外客向けの飲食店は少なからず休業または閉業していきましたし、沖縄そば専門の店で観光客が一定の割合を占めていたお店は休業や閉店がありました。しかし、いわゆる地元客向けの食堂の多くは休業も閉業もすることなくコロナ禍を乗り越えようとしています。
 商いというのは、そういうものなのかなと感じるところでもありました。

 個人的にも大好きだったお店がいくつか閉店してしまうなど、残念なこともたくさんありましたが、自分たちの足元を見直す出来事としてコロナ禍を見つめたとき、本当に苦しい状況にありながらも、学びとなることもまた非常に多くあるなと。

 2022年10月17日の沖縄そばの日。
 まだまだ懸念される状況ではあるものの、また新しい出会いを得るなど、何となく良い方向に向かっているような気がして嬉しいです。

 新しく出会ったお店は「さーふーふー」と言います、味はどうぞ、お店でお確かめくださいませ。

 写真は・・・撮るのを忘れました。(*´Д`*)

 それでは今日もがんばりましょう。


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