オオバコにょきにょき

おはようございます。
北海道や東北では雪が降ります、という日に衣替えをいたしまして、半袖(かりゆしウェア)に冷房で仕事をしている沖縄県那覇市の株式会社深天舎です。

考えたら弊社には服装規定があるわけじゃなし、かりゆしウェアじゃなくても全く問題ないので、今年からはかりゆしウェア以外の服装も取り入れていこうと考えています。

まずはポロゆしから。
いや、それほぼ・かりゆしウェアだから。(*´Д`*)

つまらない、独り惚けツッコミでごめんなさい。m(__)m

さて、4月も今日は17日月曜日。

新たに社会人としてのスタートを切った人も、リスタートをした人も多いかもしれませんね。緊張の日々をお過ごしでしょうか。

社会人であることの定義を、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

働いていること? 学校を卒業した年齢であること? 中学校を卒業して進学も就職もしていない16歳は社会人か否か。

わたしの考える社会人定義は、

社会の役に立っている人は、すべて社会人。

です。

働いているかいないか、ではありません。
ただ、働ける人は働いているほうが望ましい。そのほうがより多くの人の役に立つから。
働けない状況にいる人は、何らか誰かの役に立っているほうがいい。
もちろんご病気などの事情がある方は、無理をする必要は全くありません。むしろ病気の治療など、事情を解消する方向について、最優先に考えて動いて頂きたい。それが社会というものです。

昨今は、自分探しという言葉などに表されるように、働くことの全てを自分の立場から考えるような風潮も見られます。
もちろんそれが悪いわけではない。むしろ、ブラッキーな企業から逃げ出すときなどは、自分のことだけを考えたほうが良いですから。

ただ、一般的な(ブラッキーではない)企業に働いていて、あまりにも自分本位な考えに依ってしまうのはどうでしょうか。と、そういう話です。

最近の離職率の高さ。退職の理由。
長い間、企業の人事に関わってきて感じる理由は、やっぱりミスマッチでしょうか。
企業と社員の考え方が、マッチしない率が高くなってきたのかな。と。

個人的な話でアレ(どれ?)ですけど、宅建士(宅地建物取引士/旧・宅建主任)の資格を取得したのは不動産業界に従事していた20代前半でした。1回目はノー勉強、2回目はちょっと勉強、3回目は1日4時間の猛勉強(試験直前の1週間は休暇を取って1日10時間?)で取得しました。

人生で一番勉強したのは宅建の資格試験です。笑
というより、そのときだけですね、好きでもないことであんなに頑張ったのは。でも、不動産業は面白かったし、何より仕事ができるようになりたかったので。

で、20代を不動産業で過ごした後、30代を目前にしてまさかの広告業界に転職。笑

「あんた、バカなの? 何のための資格?」

と言ってくる人も身近にいましたが(苦笑)、不動産業界で学んだ「法律的な物の考え方」や「法律語」は転職後も非常に役に立ちました。不動産業界に関連して学んできた法律・法規の幅が異様に広いということもありまして、広告業界でも法律と向き合うとき、何の混乱もなく仕事を進められた記憶があります。

もちろん宅建士の資格は今も公私ともに役立っております。

さて、昨今では「リスキリング」という言葉が流行っています。
(前にも何度か書いた気がしますが、過去記事を探すのが面倒くさいわたしをお許しください。)

しかしこのリスキリング、あまりにも「資格なら何でもいい。好きなことでもいい。」みたいな発言が多すぎて、どうだろうなぁと考えていました。

どうせ勉強するなら好きなこと。これはまだ、好きこそものの上手なれで理解できますが、資格なら何でもいい、というのは少し違うかなと。

そもそもリスキリングなどという言葉すら、わたしは好きではありません。

仕事ができるようになる=自分がスキルアップする。ということではありませんか。

一定以上の規模の企業や自治体などでは定期的な配置換えもありますし、その度に強制リスキリング(笑)も経験しているかと思います。

わたしも他分野に転職したことで強制リスキリング(笑)を経験しました。

で、経験値として感じているのは、

仕事を進める上で大事なのは表面上のスキルではなく、仕事人としての姿勢。

ということですね。

それはサラリーマンであろうが、フリーランスであろうが、自営業であろうが、会社経営者であろうが全く同じ。共通しています。

仕事人は、「リスキリング? は? それなに? 美味しいの?」だと思います。
なぜなら、自分の仕事で必要ならば、あるいは自分の進みたい道に必要ならば、どんなスキルであっても自発的に学ぶのは当たり前だから。そういう道を歩んできたから。

サッカーを始めたての頃、夢中になってドリブルの練習をしていました。それを努力とは思っていませんでした。バスケに凝り始めたとき、上手くなりたいという思いだけを抱えて、ぜーはー言いながらボールをついていました。
今でも興味のあるスポーツに触れるたび、上手くなりたいと思って練習しますが、それを努力とは思いません。
ゲーマーなら分かるはずですが、夢中になって上手くなろうとゲームすることを努力と呼びますか?

それが仕事になった途端、努力しなきゃと感じる。でも、仕事ができるヤツになれば、収入は上がりますよね? それは自分に跳ね返ってくるのだから、努力でも何でもない。

わたし自身はそんな大層なことを言えるほどではありませんけど。笑

おお、やや話が逸れました。

もうひとつ、仕事人=プロフェッショナルと定義したときに感じるのは、今の時代はアマチュアが増えたなあと。

自分が勤める会社に貢献することより先に、自分がどれだけ評価されるかを気にする人が少なくないですね。いや、義務と権利の話なら、まず義務(貢献)だよねとわたしは考えています。義務の前に権利(評価)を主張するのはアマチュアじゃないですかね。もしくは、あまちゃん。

転職するにしても、義務は果たした(貢献した)が、権利行使(収入など)がイマイチだった。なら、分かりますけどね。あまりにも辞める理由が自分の立場に依りすぎているような気もするわたしは、間違いなくおじさんです、はい。(*´Д`*)

4月も半ばを過ぎ、写真のオオバコのように、にょきにょきと伸びていく人もいれば、そうでない人もいるかもしれません。

色々なスキルを身に着けるのは、未来の楽しみを増やすことでもあります。

現在、上手く行っている人でも、そうでない人でも、新しいスキルを身に着けるのは、気分転換にも良いことかもしれません。

それでは今日も頑張ってまいりましょう。


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