とにかく大きい残波大獅子

おはようございます。
2023(令和5)年5月15日。世変わり(本土復帰)51年の朝を迎えました。深天舎です。

世変わりから51年、つまり1972(昭和47)年5月15日に沖縄諸島は琉球政府から沖縄県に戻りましたよ、ということですね。

わたしは復帰後の生まれですので、復帰前後の記憶はあまり無いのですね。
ですから、この51年について知ったかぶりをして語ることはできませんが……たぶん世変わりについては、わたしたち世代がおそろしいほどのカルチャーに曝された最初の世代だと思います。

最近の流行りで言うと、小学生のころにファミリーコンピュータが登場したのでスーパーマリオブラザーズは初代からプレイ(なんなら、スーパーになる前のブラザーズもプレイしています)し、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーも初代から。

サッカーはもちろんキャプテン翼の小学生時代(南葛小)でオーバーヘッドシュートを憶え(実演は不可)、マラドーナが神になった大会(1986年メキシコ大会)でワールドカップを知りました。

バスケットと言えばスラムダンクもリアルタイムですね。

「なめ猫」は今なら動物虐待じゃないかと言われそうですが、ビックリマンチョコ、チョロQ、ミニ四駆もわたしたちが最初の世代、ラジコンカーに憑りつかれて小学生で工具箱をもってハンダゴテを使いこなしていました。

あとは……ガンプラが300円の時代をご存知でしょうか?
長編ドラえもん「のび太の恐竜」もリアルタイムで、キン肉バスター、北斗百裂拳、ペガサス流星拳、シティハンターだけじゃなくキャッツアイも、「んちゃ!」「かめはめ波!」も、山吹色波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)もスタンドも、はじめの一歩の一歩目から、遊戯王カードもゾイドも最初期から、、、。

あ、アイドルのブロマイドとかは推し活の走りですよね。笑

あと……。

えっとー、スミマセン、書き始めたら恐ろしいほど掘り返せることに気づいたので、この辺で。

発言を整理しますと(笑)、わたしたちの世代(復帰直後生まれ)はある意味では現代に普及しているアイテムや流行っているカルチャーのほとんどを幼少期から体験して理解している「カルチャー総なめ世代」と言えるのかもしれないな、ということですね。

あ。ただひとつ、ポケットベルは10代でしたが、携帯電話だけは20代になってから普及しました。笑

この51年の間にどれだけの物理的な豊かさが生まれたのか。

本当に、豊かになったと身を以て感じています。

それでも、よく言われるように、精神面ではとても豊かとは言えない時代になっているなあと感じますね。

若い世代が悪いのではありませんよ。

ハッキリ言わなくても、明らかにわたしたち世代から上の世代の責任が大きい。

わたしたち大人は責任をもって、現代をよりハートフルな時代に舵取りしていく必要がある。そう切実に感じています。

もう30年近く前、わたしの人生で最初に書かせてもらったライターとしての仕事(コラム)のタイトルは「心の時代」でした。

あれから30年近く経って、今もやはり「心の時代」というタイトルで書きたくなってしまう。苦笑

誰もが優しくなれたら、社会は優しくなれます。

誰もが優しくなれるように、わたしは何をどうすればいいのかな。

そんなことを考えている毎日です。

あ、それもわたしの仕事のうちなのです。笑

世変わりから51年経ちましたが、変わらないでほしいものには今も変わってほしくないですね。

それでは今日も頑張って参りましょう。


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