教員不足の解決策（23年5月22日）

おはようございます。あ、もうお昼近いですね。苦笑
朝から大雨が降るかも！との天気予報に昨夜眠れなかった（ウソです）深天舎です。
結果として雨は降らなかったのですが、那覇市中心部の渋滞は半端なかったです。ほんとに勘弁してほしいですね。もちろんわたしも渋滞を生み出す構成要素のひとつ、ですけどね。苦笑

さて、先週末から、でしょうか。沖縄県の高校総体（インターハイ）が始まっておりますね。深天舎の目の前にある奥武山公園は、県内随一の規模を誇るテニスコートがありまして……ほぼ毎週、何らかの大会が開催されておりまして……今朝は、インターハイのテニス競技が開催されています。
現場に行って確かめたわけではありませんが、実はアナウンスも丸聞こえなので、何の大会なのかくらいは分かります。今、この記事を書いている時点で、那覇西高校と沖縄尚学高校の試合が開催されていることは間違いありません。笑

さて、教員不足が叫ばれています。

昨日（5月21日）も「教員不足に関するシンポジウム」が那覇市内の琉球新報ホールで開催されています。

聴講する予定を忘れていた。(*´Д｀*)

で、新聞記事だけを参照に記事を書いていくという、記者だったら往復ビンタを喰らいそうな荒業を展開するわけです（が、わたしは記者ではないので問題なしｗ）。

実は教員不足については、今年の1月にも書きました。そのときの記事はコチラから。

その昔、素晴らしい先生に出会うと「ぼくもわたしも学校の先生になる！」という思いに駆られた輩が数知れずいたものです。

何と、わたしもそのひとり。

小学校で良い先生に出会って教師になろうかと考え、中学でみんなの憧れだった先生に失望して教師になることを取り止め（なれたかどうかは別として・笑）、高校でまた素晴らしい先生に素晴らしい考え方を教わった。

でも、先生にはならなかった（なれたかどうかは別としてですよ・笑）。

理由は……他にやりたいことができたから。

実は当時の同級生には教師（と税理士）が少なくないです。親戚にも教師がたくさんいます。現役の教師が身内にいます。

現役の教師は異口同音に言います。

果てしなく忙しい。と。(*´Д｀*)

何故か。

やらないといけないことが多すぎるからと。

わたしは問い掛けました。
教師として自分がやりたいこと、と、教師がやるべきことに優先順位をつけていったらどうなるかと。
その返事の多くに含まれていたのが、以前にも記事に書いた内容です。
つまり、

余計な業務が多すぎて、時間が無い。

でした。

先生の本懐は、生徒に教えることと、それに関連すること、ですが、それ以外にやらなければいけないことが多すぎて、正直に言えばプライベートの時間まで食い込んでいる、そうです。

で、その教育現場の実態について、地域も含めて考えよう、みんなで考えようというのが昨日のシンポジウムの流れだったようです。新聞記事を読む限り。

大賛成です。みんなで教育を考えることに、大賛成です。

まず保護者のみなさんは、モンスターペアレントになることをやめましょう。笑
学校教育に文句をつけられる（クレームを入れる）のは、原則として、自分で我が子に宿題を教えている保護者だけということにしましょう。
学校や学習塾に”行かせているだけ（さらには送り迎えしているだけ）”の保護者は「もう少し頑張りましょう。」でございます。

なぜ自分で我が子に宿題を教えていることが条件か、と言いますと、それはアナタ、子どもが学校で何を教わっているかを理解する良いチャンスだから、でございます。

たまには子どもの教科書に目を通してみると良いですよ。何を教わっているか、きちんと理解できます。

さらに宿題を教えると、子どもとコミュニケーションが深くなりますし。

その上で、例えば教育委員会や自治体には、やはり先生の業務を減らすことに注力してほしいと願います。

関連して5月21日付け沖縄タイムスの社会面の記事から、男性教諭のコメントが核心を突いていました。

「教師の休職に関する調査事業が決まったということだが、これでまたアンケートなどを実施して、現場の業務を増やさないでほしい。」

とのことでした。

何かのアクションを起こすときに事前アンケートは大切なのですが、それを現場に押し付けるなと、そういう話をしているわけですね。

伝わるでしょうか。

これでピンとこない人は、まだまだ仕事のやり方が旧来的じゃないかな、と思えます。

忙しくて困っているところに、本業以外の業務を押し付けることの本末転倒さを理解したほうが良いですよ、ということですよね。

真面目な話、先生方は本業以外の業務が多すぎると思えます。

ですから、地域との協力も大事ですし、部活動がどうだというのも分かりますが、

まずは先生方の業務の棚卸から。(ﾟДﾟ)ﾉ

という話でございます。

ね、沖縄県教育委員会の皆様。深天舎ではご相談をお待ちしておりますヨ。笑

お問い合わせは下記フォームから。

それでは今日も、頑張りましょう。m(__)m