おはようございます。
もう7月。( ;∀;)
今年も早、あと半分。( ;∀;)
やりたいことだらけで、目標の半分どころか25%にも届いていない深天舎です。( ;∀;)
現在(7月3日正午)も降り続いている九州北部を中心とした豪雨の被害が少しでも少なくて済むことを祈念しております。
さて本題。
突然、先日の話をぶち込みますが、
道端でカマキリがファイティングポーズをとっていました。
だからなに。誰得?
ではなく、ファイティングポーズと言えば、女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の参加するFIFA女子サッカーワールドカップが7月20日から開催されます。(展開が強引)
今回はオーストラリアとニュージーランドの共催大会です。
そして、
その女子ワールドカップの日本国内のテレビ中継が決まっておりません。
2011年のワールドカップ(ドイツ大会)で優勝した直後はあんなに持て囃されていた、なでしこジャパンのもっとも大きな大会ですよ。テレビ中継が決まっていないなんて、有り得るでしょうか(反語)。
2011年女子ワールドカップ・ドイツ大会優勝。
2012年ロンドンオリンピック・準優勝(銀メダル)。
2014年アジア大会・準優勝。
2015年女子ワールドカップ・アメリカ大会準優勝。
なんと、大きな大会で4連続で決勝まで進出、優勝1回・準優勝3回という、男子サッカーではまだ考えられないほど飛んでもなく高いレベルの戦績を残しているなでしこジャパンですが……。
2016年リオデジャネイロオリンピックで、まさかまさかの予選敗退。
2018年アジアカップとアジア大会で優勝するものの、
2019年女子ワールドカップ・フランス大会ベスト16敗退。
2021年東京オリンピック・決勝トーナメント1回戦敗退。
2022年アジアカップ・準決勝敗退。
と、黄金期から比べると、その戦績は低空飛行となっています。
メディアに人の耳目を集めるコンテンツパワー。
スポーツにおいては、やはりチームの勝利こそがコンテンツパワーに直結します。
ワールドカップ初出場より先に創設されたJリーグが大ブームとなり、そこから段階的にステップアップしてきた男子サッカーと異なり、プロリーグより先にワールドカップ優勝に到達してしまった女子サッカーは、求められる戦績が男子サッカーより遥かに高いところにあります。
つまり、なでしこジャパンは「出場する大会で常に優勝争いすること」が暗黙のうちに求められています。
これはトンデモナイ話です。
国際大会で常に優勝争いを求められる競技なのに、テレビ中継がない。
最近の戦績がよろしくないので、新しく創設されたプロリーグ・WEリーグも集客状況がよろしくない。スポンサーも集まりにくい。世界大会の国内テレビ中継も決まらない。これではせっかく一般的にまで認知されてきた女子サッカーという競技の裾野も狭まっていくかもしれない。
悲しいバッドスパイラルです。
FIFAは「大会で集めた賞金を女子サッカー選手に還元する」という趣旨で、本大会の登録選手全員に3万ドル(約400万円)を支給すると発表しています。
そのような賞金高騰の影響もあり、テレビ中継の放映権料が物凄く値上がりしているという事情があることは承知しておりますが、
これまでに、「なでしこジャパンというコンテンツ」の恩恵を受けてきたメディア側が、今はメディアパワーをなでしこジャパンに貸す。
そういうカタチは作れないものでしょうか。
女子ワールドカップサッカーの開幕まで、あと3週間を切りました。
通常なら視聴率を獲得したいテレビ局各局が派手な番組宣伝を打っている時期です。
ところが、どこの局からもなでしこの”な”も聞こえてきません。
今大会は時差のないオーストラリア・ニュージーランド共催大会です。テレビ中継にはすごく適しているのですが……。
ここで優勝してから再び持ち上げるより、このタイミングで中継を決めてから、なでしこジャパンが優勝したら……そのテレビ局は最大の恩恵を受けるでしょう。
コンテンツパワーが先か、投資が先か。
世の中は常に、ニワトリタマゴですね。
それでは今日も頑張って参りましょう。
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