五輪切符コングラッツ!

おはようございます。

台風で始まった2023年8月は、なでしこジャパン(女子サッカーワールドカップ)に続いて熱闘!夏の甲子園、そして男子バスケットボール日本代表(アカツキジャパンと言うそうです)の大活躍とスポーツの大きな大会と、そこでの応援しているチームの活躍が続いたので個人的にはすごく楽しい一カ月間でした・深天舎です。そしてなんと同時に台風が3個(うち1個が先島諸島へ)接近するという台風締めの8月でもありました。

男子バスケットボール日本代表、厳しいと思われていたなかでの大活躍、おめでとうございます。

日本で行われる予選1次リーグの会場がまさにこの日のために建設された言っても過言ではない沖縄アリーナ(沖縄市)、毎試合のテレビ中継あり、さらには当事務所近くのセルラースタジアム(セルスタ)に公式ファンゾーンが設置されたということもあって、わたしも無事5試合観戦いたしました。自分でもヒマなのか?と思うほどでしたが。笑

活躍した日本代表。すごかったですね。。。フィンランド戦が~とか大逆転で~とかは、もう他メディアで満腹になるくらい情報を拾ったと思うので(わたしは満腹w)、当ブログDeepsky19156では少し違う目線から。

バスケットは少し前までポジショニングのスポーツでした。詳しいことは(時間の都合上)端折りますが、現代バスケットではポジショニングは流動的になっています。

特に今の日本代表は監督(トム・ホーバス監督)の戦術が「厳しいディフェンス、プレースピード、チーム全員がスリーポイントシュートを打つ」ですから、ポジションよりもタスク、という状況にあるわけです。

そういう視点で今回の日本代表5試合を見ると、素人目のMVPは、ジョシュ・ホーキンソン選手でした。もちろん”世界デビュー”となったポイントガードの河村勇輝選手も素晴らしかったし、同じく世界デビューした富永啓生選手、苦しいときの比江島慎選手も素晴らしかった。

しかし、やはり素人目のMVPはジョシュ・ホーキンソン選手でした。

彼はひたすらチームを支え続けた。走って、守って、リバウンドを取り、走って、シュートを打ち、ファウルをもらってフリースローを決める。

ジョシュ・ホーキンソン選手は愚直にひたむきにチームを支え続けた。

しかし、マスメディアはホーキンソン選手ではなく、今回のチームでただひとりのNBA選手(八村選手は辞退)だった渡邉雄太選手や、今季BリーグのMVPだった河村選手そのほかの選手にスポットを当てました。

おそらくは、それが分かりやすいからでしょう。

分かりやすいことは伝えやすい。

有名選手にスポットを当てて報じれば、とりあえず人々の耳目を集めることはできる。

しかし、事実は伝えられない。

実際に観戦した人たちの思いとは違う情報が流れて行ってしまう。

そして瞬く間に消化されて、飽きられてしまう。忘れられてしまう。

そういうものです。

時として、これと同じようなことが企業のなかでも起こります。

企業のなかにも役割があります。

一人一人の役割、部署ごとの役割、それぞれに派手な業務もあれば、地道な業務もあると思います。そんなとき、だいたい褒めやすいのは派手で目に付く業務ですね。

そしてミスしたときだけクローズアップされることが多いのが、地道な業務を受け持っている担当者であり担当部署です。

無事此れ名馬という言葉があります。

特別足が早いわけでもスタミナが優れているわけでも力があるわけでもないが、ケガをせず地道に役に立ってきた馬もまた名馬であるということです。

この地道な名馬をスポーツニュースを観るように見逃してしまうと、社内では経営陣と現場に価値観のズレが起きてしまうわけですね。

サッカーでもシュートを決めた選手、アシストをした選手にはスポットが当たりますが、その前のパス、その前の前のパス、相手のボールをカットした選手などにはなかなかスポットが当たりません。

実はとても大切な、その辺りのプレーまでしっかり見て評価できる人が名監督と呼ばれるのかもしれません。

地道な業務で会社を支えている人にもキチンとした評価をすること。

この評価が、なかなか出来ません。

分かりやすいことだけ見るのではなく、目を凝らして社内を見渡すこと。

刮目(かつもく)、ですね。

目を開いてキチンと見ること。

役割と評価。

いつの時代も奥の深い経営者の悩みであると言えますね。

ところで。

今週末から今度はラグビーワールドカップが始まります。
ラグビーは観戦するのが好きなスポーツ(プレーは絶対にイヤでございます)。
また楽しい数週間が始まります。

それでは午後も頑張って参りましょう。


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