気風を全く新しくすること。

おはようございます。

1月15日が成人の日だった時代を忘れられない深天舎・平良です。
いつだったか振り返ってみると、1999年までは1月15日で、2000年から1月の第2月曜日になっているそうです(軽い衝撃)。

さて。

ここしばらく「信頼回復」「失った信頼を取り戻す」という言葉が繰り返されている事案が続いておりますが、先日、それが「組織の刷新」という表現につながってまいりました。

はい、アレですね。アレ。
優勝(A.R.E.)ではない、アレです。

しかし、刷新ですかー。

まず言葉の意味=よくない状態を除き去って、気風を全く新しくすること。

ああ、ムリですね( ;∀;)ソクトウ。

アレで組織の刷新はムリです( ;∀;)ソクトウレンパツ。

何故なら、アレは刷新を図りたい組織のトップが旧来のままだから。

組織が変わるなら、トップが変わらなければならない。

これはもう組織改革のセオリーです。

これはつまり、企業なら経営業務のトップが、という意味です。

そして部署レベルなら部署のリーダーが、という意味です。

この場合の「変わる」とは「人が変わる」という意味で、人の意識が変わるか、人そのものを入れ替えるかの二択ということになります。

だいたいの企業はまず「人の意識」を変えようとします。

それでも、企業内で部署をと思って「意識を変える=意識改革」に取り組んでも、だいたいは失敗します。

トップダウンで部署の改革に取り組むときは、まずトップの意識が変わらないといけません。

何故なら、自分以外の他者の意識は「変える」ものではなく「変わる」ものだから。

しかし……まあ、アレを含めて(もしかしたら世代的な問題もあって)刷新を図る人たちが、まず自分たちから変わろうなんてステキな行動に移ることは……まあ……見られませんね。
残念なことに。

よく経営者の皆様は、(超有名な企業家の言葉を借りて)経営とはある意味では宗教みたいなものですと言いますが、本来、宗教の目的は人を救うことにあるはずです。その意味を分かって使っているのでしょうか。
そして、
行き過ぎた宗教が社会的にどのような状況にあるか、説明するまでもありません

刷新するならば、どうぞ御自分から始められてください。

本当に組織の刷新を図りたいならば、どうぞ御自分から。

〇回目の成人式ですなどとおふざけになっている場合ではございませんぞ。

それでは今日も頑張って参りましょう。


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