おはようございます。
今日の最高気温25℃(予想)!
だそうですね、深天舎です。
あれ? もう4月でしたっけ?
今朝の新聞に、沖縄のバス業界はこれから盛り上がる観光シーズンを乗り切れるだろうか。というような記事が掲載されていました。
自動車運転業者の労働時間改正が4月から施行されると、バスドライバーなど多くのドライバーの労働時間に厳しい上限が設定されることになっています。
トラックドライバーが規制される物流業界とともに、バス業界、特に観光バスに関しては解決策を打つのが難しい。何故なら、トラックドライバーも観光バスドライバーも、恒常的に労働時間や拘束時間(休憩時間などを含めて業務に関連する時間)の長い職業だから、です。
わたしたちの感覚から言うと1日8時間が基本の労働時間で、それをオーバーすると残業扱いとなり、残業手当が支給されます。
あ、もうわたしには残業手当はないんですけど。(*´Д`*)カイシャツクッタカラネ。
しかしトラックドライバーや観光バスドライバーは、荷物や人を運ぶ、時に待機、そして帰ってくるまでがひとつの業務ですので、他の仕事に比べて労働時間も拘束時間(休憩時間など含む)も長いのが当たり前の職業なんですね。
業務上必要だから、そのような勤務状況は仕方ない、ではなく、改善しようということで法律が改正されたのが2019年、5年後の2024年4月から施行しますよということでやってきた2024年。
就職希望者は少なく、人手不足は慢性化、労働時間は短縮せざるを得ないけど……。
というところが、2024年2月現在なのですね。
人材を呼び込むためには給与や労働時間、休日などの待遇を良くするのが手っ取り早いのですが、その原資となる売り上げはそこまで回復していない、売り上げを伸ばすためには基盤となる車両の稼働率を上げたいが、人手不足で稼働率は上がらない。
少ない人手で売り上げを上げるためには値上げしたい、ですが、その策もなかなか打ちにくい。値上げをしたらお得意様を失ってしまうかもしれないから。
よろしくないほうの堂々巡りになってしまっています。
それでも。
それでも、この難局を乗り切るためには、できる範囲の業務時間で可能な範囲の仕事を請け負っていき、少しずつ値上げをするのが最善策です。
そして値上げで生まれた利益は、たとえ少額でも必ず一定割合を給与に上積みするのが最善策です。
近道はない、でも、最短距離はある。
この場合の最短距離は、出来る範囲で請け負った仕事を少しずつ値上げ、そして一定割合を給与に上積みすることです。
具体的な戦術、あるいはもっと詳しい戦略は……どうぞ深天舎までご連絡くださいませ。(〃▽〃)ポッ
では、今日も頑張って参りましょう。
1件のコメント
再配達の解決策(24年2月19日) – 深天舎ブログ「Deep Sky 19156」 · 2024年2月19日 10:53 AM
[…] しかしこの再配達は、先週の記事(こちらをクリック)でお話ししたドライバーの労働時間規制においては大きな障害となっております。 […]