諭吉さんから渋沢さんへ。

おはようございます。

2024年3月14日(ホワイトデー)の朝、深天舎です。

サラリーマンだった頃、社内の義理チョコのお返しは職場の男性陣が予算をまとめてやってくれていたので、とても助かっていました。

あ、違います。お返し準備が面倒だなんて思っていません(*´Д`*)

さてさて、春闘の回答がぞくぞく出てきて、だいたいは景気の良い回答になっているようです。

社員全員の月給が最大28000円も上がる会社様……。

月給が28000円も(;゚Д゚)。

という時代がやってきましたが、経営者の皆さまいかがお過ごしでしょうか。

少子化が進みまくり、とうとう人口減少に至って労働者人口も減っていくなかで、再雇用とか定年延長など施策が展開されておりますが、

いかんせん人手不足なので、県内企業の多くは、若手社員の採用に困っておられるのではないかと推察申し上げます。

いま若手社員を採用できなければ、5年後10年後には会社そのものが存続できるか分からない。
そんな会社も少なくない、かもしれません。

今を遡ること何年前か(かなり遠い昔の話です)、勤めていた会社で、社内平均年齢を根拠に定期的な新卒採用の実施を提言し続けるようになりました。

同時に気づいていたのが、賃上げの必要性でした。

新卒者に限らないと思いますが、求職者はだいたい待遇の良い企業を探すでしょう。
好んで待遇の良くない企業を選ぶ物好きな人がたくさんいるとは思えません。

人手が少なくなれば、当然待遇の良い企業(大きな企業)から順に採用が進んでいくでしょう。もしかしたら、自分の会社までは人材が来ないかもしれない……。

だから、何より待遇を良くすること。
まずは賃上げと休日。と考えたのです。

あれから幾星霜(遠い目)。

賃上げが叶うのは大手企業だけなのでしょうか。

現代の就職活動は完全な買い手市場です。

求職者に主導権があり、雇用者側は条件を並べて待つしかありません。

その条件が県内の大手企業に匹敵するほどの条件であれば、欲しい人材のほうから釣り針に寄ってくるかもしれませんが、、、。

で、ございます。

沖縄県の最低賃金は896円。

しかしこの夏に南城市にオープンするコストコでは人材募集が時給1500円からとのニュースがあります。わたしが県外企業で働いていた時代でも、やはり県内企業とはかなりの差がありました。

沖縄県内の企業の賃上げ状況やいかに。

人手不足の時代。

求人市場において、御社の競争相手は同業他社ではなく、異業種含めて御社より大きな企業ということで間違いありません。

厳しい時代になったなぁ。

と、まるで他人事のようにつぶやく零細企業の深天舎なのでした……。

それでは今日も頑張って参りましょう。


1件のコメント

1日3万円でクマと対峙(24年6月3日) – 深天舎ブログ「Deep Sky 19156」 · 2024年6月3日 11:13 AM

[…] いつぞやの記事(コチラ)でも申しましたように、前職時代には積極的な新卒採用策に伴って、採用条件の大幅な改正が必要なことに気づき、またそれを実施するためには会社全体の給与額を引き上げる必要があるとして、会社に提言し続けたことがありました。 […]

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です