The 競争(熾烈過ぎるぜ)。

おはようございます。

今朝、知らないうちに春の甲子園(センバツ)が開会しておりました。あれ?今大会はあまりセンバツが話題になっていませんよね?

沖縄県代表が出ていないからか(*´Д`*)。

高校野球好きというより沖縄県代表の出ている甲子園が好きな沖縄県民あるあるですね、深天舎です。m(__)m

さてさて、本日のテーマは競争。

競争。

競争……?

冒頭の写真は……熾烈な競争ですね。

沖縄県中部の某所。最初は「同じ柱に2つの看板が共存しているのかしら? 微笑ましいね。ナイスSDGs。」と思っていたのですが、勘違いも甚だしい。苦笑
近づくとこれが熾烈な競争の表れであると理解できますたー(*´Д`*)。

現代は少子化の時代。

ところが大人世代は今の2倍以上子どもがいたものですから、大競争時代でございました。

競争時代を生き抜くためには、少なくとも競争に耐えるチカラを身に着けなければなりませんでした。

それって、自然界とあまり変わらないと思えますよね。

食うか食われるかの自然界。

子どもが溢れるほどいるので、何かにつけて競争させる20世紀後半の日本社会。

ほぼ同じ原理(*´Д`*)。

で。

とある企業の管理職を務める方がグチをこぼしておりました。

「自分の能力向上の話なのに、今の若手は、どうして他人(先輩・上司)から教えてもらえないことを嘆くんだ。(*´Д`*)」

つまり、「教えてもらっていないことはできません。」と言われることが多くなったらしいです。

みんなが教えてもらわないと出来ないのが自然だったら、誰が三角関数を考え出したんだ?

教わったことを基に、あれもこれもと応用することは考えないのか?

だそうです。

えっとー、若い世代はそういう(教えてもらわないことはできませんと言う)人ばかりじゃないですよ。

ガツガツしている人はむしろ我々の世代よりガツガツしていますし、スゴイ人も出来る人もちゃんといる。なんならガツガツと得た知識で前向きにどこまでも猪突猛進していたりします。
だからもしかしたら、御社にはそういう(教えてもらわないことはできませんと言う)人が目立つ、と状況なのかもしれませんね。

あるいは、

「出来る人は辞めていく。」という憂慮すべき状況に陥っているのかもしれません。

と申しましたら、

「確かに、辞めてほしくない人間ほど辞めていく。」という返事でした。

となると、、、会社として改めて戦略を立てる必要があります。

「辞めてほしくない人間が辞めない会社になる。」という戦略。
もしくは
「会社に残ってくれる人を育てていく。」という戦略。

このふたつの戦略は、人材を大事にするという意味では共存できるようで、実際には相反する性格を持ちます。

何故なら、辞めてほしくない人間(だいたいの場合は仕事の出来る人間)ほど、競争することに慣れていて、自分の能力を自分自身の責任で高めることの意味をハッキリと理解しているからです。

つまり、辞めてほしくない人間を会社に留めておくには或る程度の競争が社内に必要であり、自分の能力を自分で高めていく積極性やその成果、会社への貢献度を正しく評価する必要があります。

その際に重要なのは、会社は人間の集まりであり、利益を生み出さなければ社員に還元するお金もないという事実、そして同業他社だけではなく自社(グループ)以外の企業はすべてライバル(競争相手)であるという事実、経済活動のベースには競争があるという事実を、すべての社員がどれだけ理解しているか、理解してもらえるか、ということでしょう。

ある程度の競争は当たり前、という事実を社員が理解せずに、個人の権利だけを声高に申し立てるようになってしまった会社は遠からず悲しい結末に……行き着いてしまうかもしれません。

競争が全てに優先するとは全く思いません。

むしろ過度な競争は望ましくないと考えています。

しかしそれでも、競争は必要なのだと思います。

社内活性化のための戦略・戦術を提案していくことになりそうですが、まずはヒアリングから。腰を据えてやっていきたいと考える月曜日の午後でございます。

今週も頑張って参りましょう。


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