こんにちは!
今日は冷たくとも爽やかな1日ですね。
ただ空気が乾燥しております。
火の元には注意し過ぎても足りないくらい注意するようにしたい、2025年1月16日木曜日の深天舎・平良です。
ロサンゼルスの山火事は1週間が経過した現在でも延焼中のようです。
少しでも被害が少なく済みますように祈っております。
さてさて。
去った1月13日月曜日、テレビで中継されていた高校サッカー冬の選手権大会決勝戦。
PK戦の途中で中継終了という( ;∀;)ソンナバカナ。
いやもうこれは複雑なテレビの世界の悲しい部分が丸見えになってしまった結果でございます。
高校サッカー冬の選手権。
中継のメインとなるテレビ局は東京のキー局ですが、
残念ながら民放は全国にネットワークのテレビ局(ネット局)があるわけではありません。
民放ネットワークには、ネット局の存在しない都道府県があるのですね。
ここ沖縄県の民放3局もサッカー選手権番組のキー局とは別ネットワークの加盟局のため、
本来ならサッカー選手権の番組中継はできません。
しかしそれではいかんだろうと、
ネットワークの壁を越えて番組を放送する場合があります。
これがクロスネットです。
細かいところは省きますが、
このクロスネットでは「放送時間は最大限ここまで」と事前に放送時間を決めてあり、
その時間になるとクロスネットの局は
元のネットワークのプログラムに戻らなければならないルールがあります。
早く終わる分には問題ないのですが、
遅く終わるほうには限界があるわけです。
従って決められた時間になると、
沖縄などクロスネットのテレビ局は元のネットワークに戻って番組を放送することになります。
13日の高校サッカーはまさしくその限界まで来てしまい、
中継がブッツリ切れてしまったわけですね。
あまりの突然さに驚きつつもスマホのWEBアプリを開きましたが、接続できず、
そのまま最後まで映像は見られず、
事後のニュースで試合の結末を知る始末。
クロスネットの各地域からアクセスが集中したのでしょう。
ああ、クロスネットの悲哀。
21世紀が25年過ぎても来ないということは、日テレは沖縄には開局しないのでしょうね。
ところで( ̄▽ ̄)イキナリ。
PK戦の途中で番組中継が終わるにも関わらず、
アナウンサーが何も案内せずにいきなりCMに入ったのは……。
放送していたキー局では、そのあとも放送を継続していたためです。
つまり地域(キー局日テレと同じネット局のある地域)によっては、
試合はPK戦終了まできちんと放送されていたわけですね。
地域によっては( ;∀;)……。
地域によっては( ;∀;)……。
うーん、公共サービスとビジネスのせめぎ合い。
放送は公器である……はず。
なのに地域によって差があるのは……。
これを言うのは今さら、なのでしょうけれども。
某放送協会が全国に放送局を設置しているのは、
国民に放送に接する機会を平等に提供するため。
うむむ。
そういえば
名護のバス路線が統合されるというニュースが今朝の新聞に書かれておりました。
うーん公共交通……。
アメリカの一部では自動運転のタクシーが稼働しているそうですが、
日本でも自動運転の公共交通を早く導入してほしいところです。
人手不足をDXで解決する好例ですね。
おそらく物流もその方向になるのでしょう。
公共、という言葉が揺らぐとき、
社会の、あるいはその国の優しさが消えていくような気がするのはわたしだけでしょうか。
誰かを責めようというのではありません。
ただ、社会的に弱い立場の人たちを疎かにするような社会では
もしも自分が弱い立場になったときの不安が大きくなるばかりです。
誰もが安心して暮らせる社会。
掛け声だけがうすら寒く聞こえるようでは、悲しすぎます。
吹く北風のように寂しい話になってしまいました。
元気を出して、午後も頑張って参りましょう。
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