おはようございます。
沖縄本島は今朝から雨ですね。
雨雲レーダーを見る限り、何と沖縄本島に沿ってタテに雨雲が伸びております。今日の日中は雨が多いようです。
そして今日に限って外にも御用のある深天舎・平良です。
さて、今朝(9月28日)の琉球新報に公立学校教諭から勇気ある意見が掲載されておりました。
詳しくはその記事をお読み頂ければと思いますが、端的に言うと校内美化作業は教師の業務なのか否か、という問題提起でした。
校内の美化清掃作業がダンプなど学校にない機材を使うような大掛かりな計画にまでなっており、運動会前のPTA作業などにも影響が出ていること、またPTAの厚意に頼った無償の機材提供などを当てにするのもおかしいと指摘、そもそも校内の美化作業は公務員のなかでは教師だけが行う作業であり、たとえば県庁などでは清掃は専門業者が請け負っていることを考えても、校内の美化作業も外部の専門業者に依頼することも検討すべきではないか、と述べています。
はい、つまり、↓↓↓↓に書いてある通りですね。
学校の先生は果てしなく忙しいのです。
それは授業やそれに付帯する業務以外の業務まで先生方が担当しているから。
↓↓↓↓にも書いてある通り、先生方は忙しいのです。
忙しさに疲れて、教師を辞めてしまう。
忙しい(ブラック)イメージが広まって、先生の成り手が減ってしまう。
これが教師不足の核にあるバッドスパイラルなのです。
だから、
教師の忙しさを授業や子どもだけに集中できるように、それ以外の業務を減らすようにする。
つまり「それ以外の業務を担当する人を増やす」ということが最初に為すべき本質的な解決策の方向性なのです。
公務員の方に在りがちな価値観のひとつに、
「人手はタダという勘違い」
が存在します。
私たち、人が動けば人件費、脳味噌を稼働させれば人件費、というのが当たり前です。
人手がタダだと云うなら、公務員の皆さん、月給もボーナスも不要という理解で良いですか?
それは違います。
労働の対価はきちんと支払われるべきです。
そして、
いま為すべきは、教師の成り手を増やすこと。
ならば、その問題の根本を解決しなければなりません。
その根本とは、先生方の忙しすぎる状況を緩和することに他なりません。
ささ、まずは用務員さんを増やしましょう。
単純にそういうところから始まるのかもしれませんよ。
と、いうような、
問題の本質的な解決策をご提案いたします。
ご相談は深天舎まで。
それでは本日も頑張って参りましょう。
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