おはようございます? 何か物悲しい気持ちになっている2023年11月9日の深天舎・平良です。
まあ仕方ないですね。こういう日もあるんだなと割り切るしかありません。←いったい何があった? 笑
さて先日の新聞記事に「沖縄の県民所得が低いのは、労働生産性の低さが主因となりつつある」というニュースがありました。
以前は就業率の低さ(失業率の高さ)が主因だったものが、失業率が改善の兆しを見せた2010年頃を境に労働生産性の低さが目立ってきた。
現在は労働生産性を向上させるのがカギだと、要約するとそういう内容でした。
まず労働生産性とは何か。は、省こうかと思いましたがザックリと書くと、企業の粗利益=売上額-売上原価=付加価値額と定義されていて、労働生産性とはその付加価値額(粗利益額)を企業の社員数で割った額がどの程度あるか、という数字のことですね。
つまり社員一人当たりの付加価値額(粗利益額)ということです。
これが低いから県民所得が低いと言うのは言い得て妙というヤツですね。
なぜ労働生産性が低いのかまで踏み込んでほしいなと正直に思います。
で、もしかしたら原資料では踏み込んでいるかもしれないと考えて原資料を読んでみましたが、そこでも「なぜ」には踏み込んでいませんでした。
いや、せめて考察だけでも。
という要望はあるよね、、、まあ、、、こういうオープンデータやマーケティング資料を見ながら、次はどうする?を考えるのが深天舎の仕事……なのでしょうか。←なぜ疑問形。
先日、とあるレストランで美味しいランチを頂きました。
メインディッシュを一皿決めて、あとはビュッフェスタイル。1250円です。のメインディッシュが冒頭の写真なのですが、
お得感満載でした。
なのでもう一度写真を載せます。笑
ポークの……ソテー? ごめんなさい、メニューの名前は忘れましたがとても美味しかったです。
ビュッフェになっているメニューも美味しいので、わたしはちょいちょい通うかもしれません。
これで1250円は間違いなくお得です。
つまり、、、、、、値付けは安いほうになるわけですね。
このメニューでどれだけの付加価値額(粗利益額)を設定しているのか分かりませんが、通常30%~40%と言われる飲食業の設定率は超えているのではないかなと。
いえ、もしかしたら仕入れルートが特別で安く抑えられているのか、いずれにしても食材も良かったと思います。
お分かり頂けるでしょうか。
労働生産性の向上は社員一人あたりの付加価値額を上げること。
そこに関わる重要なファクターとして「自社商品の値付け」があるということです。
質問です。
御社の値付けは適正ですか?
これは個人事業主にも言えます。
あなたの値付けは適正ですか?
個人法人問わず、まず値付けが適正かどうか。
労働生産性の向上を目指す場合に、一番最初に考えるべきことは、それです。
適正な値付けかどうかを検討せずに、社内の労務管理や効率化、仕入原価などを触ろうとするのは、順番から言えば間違っていると言わざるを得ません。
まずは適正な値付けかどうかを検討するところから、労働生産性の向上に取り組んでみてはいかがでしょうか。
もちろん深天舎へのご相談をお待ちしております。
それでは今日も1日頑張って参りましょう。
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