おはようございます。
出張に出かけた先で遅めの昼食のために入ったお店のテレビで、ちょうど全国ニュースが始まりました。
「最初のニュースです。那覇市議会の前議長が収賄容疑で逮捕されました。」
まさかの全国ニュースのヘッドラインだたよー。
店内では沖縄のことは話さなかたよー。
この出張中、タイーホのニュースネタはついてまわたよー。苦笑
というワケで帰ってまいりましたが、沖縄も意外に寒くてビックリしました。
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さてさて、本日のテーマ「ユニバーサル」。
わたしは普段からスマホをGPSに接続しておりません。
位置情報は全てオフにしています。
ゆえに現代ではもっとも使用されている機能のひとつだと言っても過言ではない、某有名大先生(Gマップ)による道案内サービスを利用していません。
その理由は、マップを見ながら自分の現在地を把握して、今から向かうべき場所を理解し、東西南北を己の身体に叩き込んでから歩く道を決めていきたいから、です(表向きは)。
もともと不動産業界に居たせいか、地図を見るのが得意です。
自分がどこにいて、どこに行きたいのか。どうすれば行けるのか。
スマホの道案内に任せたことは一度もありません。
ちなみに、レンタカーのカーナビを利用したことはあります。笑
そして「最短ルートです」と前置きされて、
沖縄では全く出会えないレベルの高い深い峠道を1時間ほど走らされたこともあります。
標高1000m以上で左側ガードレールの向こう側は急斜面、後席の同乗者が車酔いするほどウネウネと曲がりくねっていて、しかも対向車が通れないほど細い峠道でしたよ。
カーナビもただの地図。
現在地を教えてくれるだけマシな地図。
ルートは自分で考えて決めよう。
と、改めて自分を戒める出来事でした。笑
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で、話は今回の出張中。
移動中、手元(スマホ)のマップはもちろん利用しますが、道中や施設内に掲出されているマップもよく利用します。
何故なら、道路なら近くの有名施設や駅などが大きめに表示されていて分かりやすいから、施設内ならトイレなどを探すのに便利だから、ですね。
あとは共通項として「現在地(看板の所在地)」が表示されているから。
とにかく現在地を知らなければ、地図を使うことはできません。
ところが、毎回旅先ではほぼ100%の確率で大変困ったことに出くわします。
それは、道路や施設のマップは「場所によって東西南北が違っている」という事実です。
今回は、南北が逆になっているもの、東西が傾いているものと邂逅し(写真を撮っておけば良かった)、そこから情報を読み取るのにいずれも10分以上かかってしまうという難儀をしました。
「地図は正面から見て上が北」というのはユニバーサルデザインのお約束事なのですが、何故そのお約束事を無視するのか、このような地図に出会う度、毎度のことながら不思議でなりません。
こちらはスマホのマップをコンパス代わりに「上が北」で現在地を突き合わせたいのに、目の前の道路地図は上が北ではない。
どうにか現在地を中心に、スマホを回転させて(笑)向きを合わせるという作業が必要ですが、そうすると今まで掴んでいた東西南北の方角センサーが切れてしまうのです。
知らない土地で方角センサーが切れてしまうと、お手上げです。
で、周囲を見渡して方角センサーを掴みなおし、それからルートを頭に入れ直し、という作業に10分ほどかかるわけですね。
駅からたった200mのラーメン屋を探すのに、道路地図の前で10分もかけた自分の無能さにも腹が立ちますが、やっぱり「上が北ではない地図」に対しては無性に腹が立ちました。
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誰のために地図が必要か→土地勘が無い人のため。
何故「地図は上が北」なのか→言語を使わずとも伝わるように=ユニバーサルデザイン。
日本は観光を主要産業に据えておりますが、、、そして、その業務的なサービス力やホスピタリティは大変素晴らしいレベルにあると素直に感動していますが、この地図の上下などに見られるようなユニバーサルな部分では、、、もう少し、なのかなと感じます。
「自分がこうしたいから」のサービスと、「相手がこうしてほしいんじゃないかな」と考えたサービス、どちらがユニバーサルに近いか。
当然ながら後者ですね。
このような考え方は、ご承知のようにビジネスにも活かされます。
自分がやってあげたいサービスと、相手が欲している(っぽい)サービスが同じであればいいのですが、もしかしたら違うかもしれないと感じた場合は、速やかに点検してみる。
それこそ自分の現在地を掴みなおすための作業が必要になるでしょう。
ご相談はいつでも深天舎まで。
お待ちいたしております。
は。
冒頭の写真(安田講堂)と本文の関係性が見られない……。
ま、いっかー。(*´Д`*)
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