おはようございます。
2024年1月8日(月)、今年最初の三連休の三日目。今日は成人の日ですね。深天舎です。
冒頭の写真は正月休みにたまたま通りがかって取らせて頂いた、凧揚げの風景です。
さあ、いったい何張の凧が上がっているでしょうか。
お分かりになった方は深天舎までご連絡ください。
正解の方にステキなプレゼントをお贈りいたしません。古詫。
前にもお話したと思いますが、人間の目視システムは本当にすごいですよね。
オートでクローズアップして、遠近感までつけた状態に脳内合成しているわけです。もちろん常時稼働です。そんじょそこらのコンピュータなんぞ比較にならない働きぶりです。
人間の目と同じような画を撮れるカメラが実現出来たら、ものすごく売れそうな気がします。
あ、商売のタネをひとつ書いてしまった。笑
まあでも、しまったついでに書いてしまうと、脳内合成された画(目視した状態)を描いているのが絵画なのですが、その絵画まで生成系AIで合成されてしまうと興醒めしそうです。
絵画の才能が全くない絵心zero男のわたしですが、AIに上手な絵を描かせて自分の作品ですよとは言えませんね。自分に無い才能を持つ人へのリスペクトが欠けている気がします。
はい、左の写真の通り、空を舞っていた凧は6張でした。
これがわたしの目には、20張くらいの凧がお互いに絡み合うんじゃないかと思うくらい、ブンブン音を立てて舞っているように見えていました。
写真に撮るとこんなに余裕な空間だったのですね。苦笑
写真と人間の目の違いを改めて理解しました。
これと同じことは人間社会のどこにでもあります。
見た感じと現実の差、ですね。
もちろん良くも悪くも、両方向にあります。
良さげな雰囲気の会社が、実は入社してみるとそうでもなかったり、逆に第一印象は良くなかったけれど親しくなってみると思ったよりもかなり良い人だったりというようなことは、どなた様も経験がおありでしょう。
見た感じと現実の差。
つまり、人は見かけに寄らないことも少なくない。
これを己の目だけで見極めていくのは、時に難しいのですが、逆にそれを利用して自分の印象を良くする方法なども研究されています。
今日、成人になられる方々は18歳なのですね。
3月には高校を卒業し、進学される方もいらっしゃれば、社会に出る方もいらっしゃるでしょう。
多くの方々は「面接」を経験されるかと推察します。
面接は、限られた時間のなかで自分を良く見せるためにどうするか、ということにフォーカスされる最たる例です。
自分の現実より、見た感じを良く見せたい。と、どなた様も考えるでしょうね。
わたし、こう見えても(どう見えても?)20代前半からここまで2000人くらいは面接している、プロ面接官です。笑
そんなわたしが断言します。
面接時の見た感じと現実のあなたが違っているのは、面接官も分かっています。
より良く見せようとしているのも、充分すぎるほど分かっています。
それらは大前提で、面接にいらしてくれた方々に相対しています。
たくさんの人と面接するし、面接官それぞれの好みもあるとは思いますが、わたしは受験者が緊張している場面でどのような言動をしているか、を判断しています。
自分が緊張していることを受け容れて、立ち向かっているか。
緊張している=何もできない。ではありません。
緊張している場所で、精一杯の力を発揮しているか。その姿勢が重要だとわたしは考えています。
だって、仕事では緊張する場面が山積みですから。
緊張する場面での姿勢が、仕事に対する姿勢であるのは間違いありません。
これから社会に出られる皆様。
どうぞ緊張感と友達になってください。
ご活躍を祈念いたしております。
それでは今日もお仕事に方は頑張って参りましょう。
お休みの方は明日から頑張って参りましょう。
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