素晴らしい選手であるのは不変

こんにちは!

え? 今週後半から8月?
( ゚Д゚)

2024年7月29日月曜日の深天舎・平良です。

台風の風に引っ張られて、個人的には前に進むどころか後退しているんじゃないかと思うくらいの日々ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

台風の被害、大雨の被害がなるべく少なく済むように心から祈念申し上げます。

m(__)m

さてさて、先週末にパリオリンピックが開幕いたしました。

スタジアムを飛び出してセーヌ川を舞台とした開会式は、実にフランスという国の気質を感じさせてくれる、新しい試みで面白かったです。

昨夜、金メダル最有力と目されていた柔道選手が、まさかの2回戦敗退を喫しました。

ポイントを取ったあとも攻めていて、素人目にも優勢に見えました。

が、後ろに下がったと思った一瞬あとに両足を刈られて倒されました。

油断はなかったでしょう。
リードしていたので焦りもなかったはずです。
それでもほんの一瞬、相手選手の思惑が100%ハマって上回られた。
まるでエアポケットに落ちるように、すとんと。

わたしも仕事上、こういう経験があります。
万全、間違いないと思った企画コンペティションで敗退したり、
抜けはないと思った段取りに想定外の出来事が発生したり。

目を離したわけではない、手抜きもない、良い結果を掴むために長い間ひたすら努力してきて、それでも望む結果を掴めないときがある。

そんなとき、どうしたら良いのでしょうね。

これまでかけてきた時間が長いほど、失望・絶望は大きくなる。

仕方ない、次に行こう、とすぐに切り替えられるわけがない。

立ち止まって検証してみても、これまでの努力は否定しようがない。

そして、人間は学びます。

どんなに万全でも、及ばないことがある、と。

想定外は常に起こり得ること。

そして取り返せない出来事もある、ということ。

だから、経験を重ねることでしか得られないスキルがあります。

自分のなかに「覚悟」とか「腹を括る」という心理状態を作ることです。

万全だと思える努力をしてきた。
それでも、想定外のことが起きるかもしれない。
それでも覚悟を持ってものごとに臨む。

それでダメなら、仕方ない、次に進む。

そういう覚悟、腹を括るという心理状態を作ること。
それは、敗戦の悔しさを乗り越えるという経験をしなければ得られないスキルです。

冒頭の初戦敗退した柔道選手は、しばらくあとに気丈にもインタビューに答えていました。

立派な振る舞いでした。

内心では、この敗戦にどこまでも苦しむでしょう。
何度もあの敗戦がフラッシュバックするでしょう。
眠れない日々が、きっと続くことでしょう。

それでもきっと立ち直れると感じさせる。

いえ、必ず立ち直ってほしいと応援したくなる。

そのような立派な振る舞いでした。

悔しさを乗り越えて、次へ。

経験することでしか得られないスキルを得て、次へ。

晴れの舞台においてはグッドルーザーの姿もまた素晴らしい。
そう感じた日曜日の夜でした。

それでは今日も頑張って参りましょう。


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