リサイクル得意

こんにちは!

2024年11月11日月曜日、11時11分は何をしていましたか?
深天舎・平良です。

先週末の豪雨で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

少しでも被害が少なく済みますようにと願っております。

わたしの住んでいる地域では幸いにも雨量が比較的少なかったのですが、
沖縄本島北部では記録が残る範囲での最大雨量を更新するほどの雨量となり、
そして

これまでの沖縄の常識では考えられなかった

ほどの被害が発生しております。

これまでの沖縄県内におけるどんな豪雨よりも雨量が多かった。
これまでの沖縄県内の常識では考えられない雨量だった。

そういうお話が多数聞こえてきています。

わたしもこれまで、
「沖縄では台風はともかく豪雨被害は少ない」
「沖縄は高い山もなく河川も短いので多少の冠水はあっても洪水まではない」
と、

それが沖縄の常識であると認識していました。

そして先の週末、常識を超える事態が発生するのをただ心配することしかできませんでした。

常識の範疇をはみ出すことを「非常識」と表現しますが、

この「非常識」な方向に見識を鍛えることもまた、ビジネスのみならず重要なことなのだなと改めて再認識いたしました。

「常識を疑う」と口にするのは容易いのですが、
自分自身の価値観、判断基準をもう一度見直してみるのは容易いことではありません。

いつからか、一度自分を疑ってみる、自分の常識を疑ってみる、という確認作業を学んできた自分自身ではありますが、
まだまだ常識に囚われている部分はあったのだなあと、
改めて感じています。

パーソナルコンピュータなるものが社会を席巻し、職場では社員1名に1台以上割り当てられる世の中など、誰が想像し得たでしょう。

家庭用ゲーム機がこれほどの隆盛を見せる社会を、誰が想像し得たでしょう。

ジャパニーズ・マンガがこれほど世界に認められる世界など、誰が想像し得たでしょう。

地球温暖化の影響がこれほど大きなものであることは、
以前から指摘されていた通りですが( ;∀;)。。。

我々が知らないフリをしてきただけかもしれません。

あるいは現代の便利さを捨てられないのかもしれません。

いずれにしても常識を超えた「非常識状態」が続いていけば、やがてそれは「新しい常識」になる、というのは、歴史のなかでは常識であるようです。

しかしながら新しい常識になってほしくない非常識もあるのは事実。

リスクヘッジ、リスクマネジメントの中核には常に「非常識」を頭に置くこと、
そして非常識が常識になると判断して対応するのか、非常識は非常識のままと判断して対応するのか、
そのような判断・決断が求められていくようです。

21世紀も四半世紀になろうとする2024年。

少なくとも、溢れるほどにやってくる常識を超えた事態に上手く対応して、乗り切っていく。

そんな日々が続いていきそうです。

これまでの沖縄では考えられなかった豪雨への備えも、
一個人ではなく、個々の法人ではなく、社会的な変革と備えが必要になりそうでありますし、
地球温暖化対策の、より踏み込んだ対応も、沖縄から始めても良いかと考えます。

何だかチャレンジングな締めになりました。
つくづく新しいことを考えるのが大好きな人間でございます。

重ねになりますが、週末の豪雨で被災された方々の被害が少しでも少なく済みますように。

それでは月曜日の午後も頑張って参りましょう。


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